こんにちは。札幌市を中心に、企業の人事コンサルや社員教育・人材育成をサポートしているOffice You Key 社会保険労務士事務所です。
「業務の話はできるけれど、それ以外、部下と何を話せばいいか分からない」。まじめな管理職の方ほど、こうおっしゃいます。雑談なんて無駄、と思われるかもしれません。でも実は、この何気ない雑談こそ、職場の土台を静かに支えているのです。
職場の雑談は「無駄」ではなく、上司と部下の信頼の土台
雑談は、目的のないおしゃべりに見えて、実は大事な働きをしています。ふだんから気軽に言葉を交わしている相手には、相談ごとも、悪い報告も、ぐっと言い出しやすくなります。
上司と部下の関係で本当に困るのは、問題が起きたときではなく、問題が起きているのに報告が上がってこないときです。いざというときに本音が言える関係は、日々の雑談の積み重ねの上に築かれています。
部下と何を話せばいいか分からないときは、話題より「関心を向ける」
雑談がうまくなろうとすると、面白い話題を探さなきゃ、と気負ってしまいます。でも、大切なのは話の中身より、相手に関心を向けることです。
「最近どう?」「体調は大丈夫?」。気にかけている、というメッセージが伝われば、内容は何でもいいのです。話題探しに悩んでいる時点で、その方はすでに部下のことを考えている。あとは、それを一言にして口に出すだけです。
上司に必要なのは「聴く」雑談
雑談というと、自分が話すイメージを持ちがちですが、上司に求められるのは、むしろ聴く雑談です。
自分の話ばかりすると、部下は聞き役に回って疲れてしまいます。相手の話に「へえ」「そうなんだ」と関心を寄せる。聴いてもらえた、という小さな満足が、信頼を育てます。上司と部下のコミュニケーションは、話す量ではなく、聴く姿勢で決まると言ってもいいくらいです。
医療・介護の現場ほど、すれ違いざまの一言が効く
医療・介護のように、慌ただしく時間に追われる現場では、雑談の余裕などない、と感じるかもしれません。
私自身、医療ソーシャルワーカーとして11年、そうした現場に身を置いてきました。だからこそ思うのですが、そういう現場だからこそ、すれ違いざまの一言が効きます。「お疲れさま」「無理してない?」。廊下で交わす数秒の言葉が、張りつめた空気をゆるめ、「この人には言えるかもしれない」という余地をつくってくれます。
介護施設や医療機関では、職員同士の関係のほつれが、そのまま離職につながることも少なくありません。雑談は、その予防になります。
札幌市で職場のコミュニケーション研修・人材育成のご相談はOffice You Key 社会保険労務士事務所へ
「職場の雑談・対話を増やしたい」「上司と部下が話しやすい関係をつくりたい」という方へ。Office You Key 社会保険労務士事務所では、札幌市・北海道の企業様や医療・介護現場の皆様に向けて、コミュニケーションを軸にした社員教育・人材育成をお手伝いしています。
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この記事を書いた人
斉藤 梨絵(さいとう りえ) Office You Key 社会保険労務士事務所 代表
社会保険労務士/国家資格キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士/社会福祉士
医療ソーシャルワーカーとして11年、医療・介護の現場に携わったのち、2024年8月に開業。札幌市を中心に、企業や医療・介護施設の社員教育・人材育成、ハラスメント対策、キャリア支援を手がけています。社会福祉士養成課程の非常勤講師、終活マイライフ理事。
