「厳しく指導したいけれど、パワハラと言われたら…」と悩む管理職が増えています。指導とハラスメントの境界線をどう考えればいいのか、札幌で人材育成を手がける社会保険労務士・キャリアコンサルタント・社会福祉士がやさしく解説します。

こんにちは。札幌市を中心に、企業の人事コンサルや社員教育・人材育成をサポートしているOffice You Key 社会保険労務士事務所です。

「指導したいのに、パワハラと言われるのが怖くて、何も言えなくなった」。今、本当に多くの管理職の方が、この悩みを抱えています。部下を育てたい気持ちと、ハラスメントへの不安。その板挟みのなかで、結果として“見て見ぬふり”になってしまう——。これはこれで、組織にとって大きな損失です。

必要な『指導』そのものはパワハラではない

まず知っておきたいのは、必要な指導そのものは、ハラスメントではないということです。業務上必要な範囲で、適切に注意や指導をすることは、上司の大切な役割です。問題になるのは、その範囲を超えたとき。たとえば、人格を否定する、大勢の前で長時間責め立てる、達成不可能なことを強いる——こうした「業務の適正な範囲を超えた」言動が、ハラスメントと受け取られていきます。

指導とハラスメントの境界線を見分ける3つの問い

では、境界線をどう意識すればいいのか。私がいつもお伝えしているのは、3つの問いです。

ひとつ、それは『行動』への指摘か、『人格』への攻撃になっていないか。

ふたつ、伝える目的は「相手の成長」か、「自分の感情の発散」になっていないか。

みっつ、同じことを、相手や場所を変えても言えるか。

この3つを意識するだけで、多くの“グレーゾーン”は、かなり整理できます。

完璧より『立ち止まれる』感度が管理職を守る

ただ、頭で分かっていても、忙しさや余裕のなさから、つい言い方がきつくなることは、誰にでもあります。大切なのは、完璧を目指すことではなく、「この伝え方で大丈夫かな?」と一瞬立ち止まれること。その感度こそが、管理職自身を守ってくれます。

札幌市でハラスメント研修・人材育成のご相談はOffice You Key 社会保険労務士事務所へ

「自分の指導がパワハラになっていないか不安」「管理職に共通の基準を持たせたい」——こうしたご相談は、年々増えています。Office You Key 社会保険労務士事務所では、札幌市・北海道の企業様や医療福祉現場の皆様に向けて、管理職向けのハラスメント研修や社員教育・コミュニケーション支援を行っています。あわせて、就業規則や規程など制度面の整備が必要な場合も、社会保険労務士として一貫してお手伝いできます。まずはお気軽に、ご相談ください。